『組織の「存在意義」をデザインする』より【パーパス作成特集⑥】

組織の「存在意義」をデザインする
著:佐宗 邦威, 編集:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
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  • 未来年表の作り方
  • 横軸に時間
    • 最終ゴールは最低でも10年先以上が推奨。直近に近づくほど、時間軸の目盛りの間隔を短くする
  • 縦軸にタスクゴールとマインドゴール
    • タスク :何をつくって、何を決めるか
    • マインド:社員の気持ち、意識、組織風土、コミュニケーションスタイル、マネジメントスタイル
    • これらがどのような状態になっていると良いのか
  • ふせんなどで実現したい状態を文字にして張り出す

<ステップ1の実施を確認するための質問 >
・パーパスの言語化が完了した後にすべきことが、 ステークホルダーで合意できているか
・パーパス活動を立ち上げることで、どんな成果が得たいのかが合意できているか
・向こう3年以上の活動の素案がイメージできているか
・未来年表の内容には、定量的なもの以外に定性的なものが多く書かれているか
・組織風土や社員の意識、 マインド、コミュニケーション、マネジメントスタイルに言及されたものがあるか
・未来年表に書かれた内容を見て、 実際の具体的な情景を思い浮かべることができるか
(複数人で未来年表を作成する場合)
・自分以外の人が書いたものに対して、理解と共感を得られているか
・未来年表の内容が、現在からの未来予測ではなく願望に基づいて書かれているか
・直近1年間の内容を見て具体的なプロジェクト内容がイメージできるくらい詳細に描かれているか
・未来年表の内容で、パーパスに共感している、 パーパスを実感して仕事をしている、 自分事になっている、 といったことが含まれているか

引用元 p237
参考文献

佐宗邦威 [2019]『組織の「存在意義」をデザインする』ダイヤモンド社 「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー」2019年3月号

著:佐宗 邦威, 編集:DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部
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