「感動」は日本にしか存在しない?~「感動」という概念の謎

執筆者

山本洋輔|なにゆえ株式会社 代表取締役

日本ブランド経営学会理事|株式会社マルタントン取締役
アビスパ福岡 AVISPA DAOブランドコーディネーター
1986年生まれ 岐阜県出身。映像制作会社に勤務したのち独立し、のべ500社・1万件以上の様々な媒体・形式のクリエイティブを手掛ける。2014年にドイツ発の解説動画制作会社 simpleshowの日本法人立ち上げ期に参画、上場企業80社以上の解説動画を制作。現在は中小企業のWHYの語りを起点としたブランディング支援事業を展開。2児の父。

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「感動」という言葉は、日本国外にはぴったり合う言葉がありません。

それどころか、これまで明確な定義がなされていない謎だらけの概念です。

理念に「感動の連鎖をつくる」を掲げている身として、国内外の論文を読んでわかったことをメモしていきます。(随時更新)

感動は、感情に関する研究のどの枠組みにも当てはまらない

感動は、感情に関する研究のどの枠組みにも当てはまらない。

  • 喜び、悲しみ、怒り、恐れなど類型化された感情カテゴリー
    →喜んだ感動、悲しみの感動などがあり得る
  • 快-不快、興奮-沈着などの特定の次元
    →両端どちらも伴うことがあり得る
  • ポジティブ-ネガティヴという基本的な分割
    →物語などで両方を経て感動することがあり得る

「感動」に関する欧米での研究動向

結論、すくなくとも心理学の分野では、「感動」の研究はほぼない。

それは日本語の「感動」に相当する名詞が英語圏に存在しないためではないか。

動詞としては”I was moving ~”,”Iwas moved ~”があるが、名刺表現は存在しない。

もちろん同じ人間なので、同様の感情的ニュアンスは存在している。

でも、「感動」という概念に名前がついていない。

随時更新中

参考文献

戸梶亜紀彦, 2001『『感動』 喚起のメカニズムについて』

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcss/8/4/8_4_360/_article/-char/ja/

執筆者

山本洋輔|なにゆえ株式会社 代表取締役

日本ブランド経営学会理事|株式会社マルタントン取締役
アビスパ福岡 AVISPA DAOブランドコーディネーター
1986年生まれ 岐阜県出身。映像制作会社に勤務したのち独立し、のべ500社・1万件以上の様々な媒体・形式のクリエイティブを手掛ける。2014年にドイツ発の解説動画制作会社 simpleshowの日本法人立ち上げ期に参画、上場企業80社以上の解説動画を制作。現在は中小企業のWHYの語りを起点としたブランディング支援事業を展開。2児の父。

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